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ランニングでダイエット効果を得る1つのキーワードとは

ランニングで痩せたい、ダイエットをしたいと思う方は1つのキーワードは
「20」という数値を重要視することです。

はじめに

「20」という数字はランニングのみならず、ほかのスポーツでも有効です。
この数値は無酸素運動と有酸素運動の境界線となる数字です。
陸上で例を挙げれば、わかりやすいと思います。
オリンピックでも花形競技とも言われている100m走。
10秒程で、1位~3位まで決着がつきますが、これは短時間で、大きなエネルギーが伴いますので、
体の負荷が瞬間的に高い運動で、有酸素運動となります。
それに比べ、マラソンや競歩は短時間でのエネルギー消費は少なく、筋肉への負荷も低い運動で、
これは有酸素運動となります。
では「無酸素運動」「有酸素運動」「20」を別個で見ていきましょう。

「無酸素運動」とは

「無酸素運動」とは短距離走やウエイトリフティングのように、短時間で、大きな力を発揮する運動を指します。
例をあげれば、我々、身近な運動ではジムでの筋力トレーニングや重たいものを持つことがあたりますね。
腹筋・背筋を鍛えるジムでの機器があるとします。それを自身が行うと大抵、出来て数分を1セットで、複数回繰り返します。
また、日常生活でも重い荷物が入った段ボール箱を移動させるとすると、長時間は持てず、
少しの時間でもついついそれを下ろしたくなる。
このように筋肉を動かすエネルギーを酸素を使わないので、短時間運動専用であり、それを長い時間が
経過すれば、ただただ身体に負担がかかります。

「有酸素運動」とは

「有酸素運動」とはマラソンやサイクリング等比較的長い時間の運動ですが、軽~中程度の負荷がある運動を指します。
文字通り、「酸素」が「有」している運動なので、酸素を使って筋力を動かしているので、運動が生まれ、
血中や脂肪等が酸素と結びつき、必要なエネルギーを生み出しています。
確かに、サイクリングを例に挙げれば、「無酸素運動」のように、非常に重たい荷物を持って、
自転車を漕いでいるとはあまり考えにくい。
また、1駅から2駅歩くウォーキングの場合も運動の負担は軽度だが、時間はある程度、必要ですね。

「20」という境界線

「無酸素運動」と「有酸素運動」は「酸素」を使うか使わない、時間が短いか長いかの違いでしたね。
では「有酸素運動」だけを取り入れたらという意見もありますが、そこではばかるのが、「20」という壁です。
「有酸素運動」は血中や脂肪等を活用し、必要なエネルギーを伴うので、ダイエット効果もある
と思われがちですが、デメリットとして、「20」分以上たたないと、脂肪を活用しづらいところにあります。
効果を得るためには実質、「有酸素運動」は「20」分以上経ってからです。
例えば、ジョギングをするにしても、準備運動をしてジョギングを1時間しても、
有効な運動時間は「40」分になることは頭の片隅に置いておかなければなりません。

「20」を無駄にしない為に

「有酸素運動」にかかる「20」分を活用する為に、その時間を別の運動に私管理人は充てています。
それは「無酸素運動」です。

ランニングの練習をする前、準備運動と筋トレを含め、約20分行ってます。
筋トレは「無酸素運動」でしたね。
私個人の場合は「プランク」(腹筋を鍛える)、ランジ(脚を鍛える)、かかと上げ(ふくらはぎを鍛える)の筋トレを入れています。
その「無酸素運動」を行ってから、「有酸素運動」のジョギングやランニングを行い、筋力の増強も兼ね、
脂肪を燃やすよう、一石二鳥のトレーニングを行っております。

まとめ

運動のはじめの「20」分は「有酸素運動」で脂肪を燃やす為の準備です。
実は、その時間は「無酸素運動」に使われる時間で、脂肪とは別要素のエネルギーが利用されます。
せっかくなので、ランニング等有酸素運動の練習ではそのはじめの「20」分はしっかり
有酸素運動を使ってしまおうという意味です。

「20」分まではランニングに必要な筋力トレーニングをし、それ以後はランニングに活用すれば、
1回の練習もより効果的になります。

ちなみに、私が実施予定の練習会やランニングクリニックでも「20」を意識して、
練習内容を充実しております!


次回は「無酸素運動」について掘り下げていきます。

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