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ランニングのトレーニングにはフットサルも有効か

ランニングの練習にフットサルを取り入れる事は体力向上であると同時に、スピード強化にもつながります。
その理由とは何か。

はじめに

ランニングやマラソンにはフットサルや水泳等他のスポーツを取り入れる謂わば、クロストレーニングも有効とされております。今回は番外編で、フットサルに特化して説明していきます。

マラソンやランニングの練習に必要な要素は2つ

そもそもマラソンは有酸素運動と無酸素運動の両方を取り入れる2つのトレーニングを意識する
必要があります。

全力で走るスピードより比較的に落とし、人と会話できるぐらいのスピードまで落とす
ジョギングやウォーキング、山登り等の有酸素運動。

全力で走る速度の7~9割ぐらいで走る練習は無酸素運動で、「ゼェゼェ」、「ハァハァ」と
人と話をする余裕がないのが無酸素運動でした。
これは例えば、1kmや数kmをその割合で走り、数分もしくは十分な休憩(インターバル)を挟み、
数本繰り返すインターバルトレーニング。

両者はスピードが基準であり、分かりやすく言えば、呼吸が荒れるかどうかです。

フットサル

マラソンには有酸素運動や無酸素運動があると伝えしましたが、フットサルでも同様の
トレーニング効果があると考えられます。

公式ルールでは前後半20分ずつの計40分の試合ですが、通常の練習では1ゲーム5分を
集まった人数により、チーム分けの上、対戦チームを変えながら、
フットサルをプレイするのが一般的です。
なので、1試合終われば、休憩があり、また自分自身のチームの番が回ってくれば、
ゲームに入ります。 ※場合により、連続でプレイする時もあります。

両者の因果関係

ランニングやマラソンには有酸素運動と無酸素運動の両方、練習が必要です。

フットサルはゲーム展開により、ジョギングやウォーキング等運動しては負荷が軽い有酸素運動や
ボールに追い付く為、時と場合により、呼吸が乱れるぐらいの疾走が必要である無酸素運動も
ゲームの要素にあります。特に、無酸素運動の場合、ゲームが終われば、
小休止(多くて5分以上のインターバル)もあります。

ランニングやマラソンとフットサルには因果関係はなさそうですが、実は
軽度の運動や呼吸が乱れる負荷が多い無酸素運動があることから、密接に関係しています。


※有酸素運動と無酸素運動の記事は下記のリンクを参照。

有酸素運動と無酸素運動(クリック)

筆者がマラソンやランニングを取り組み、フットサルをするとどのようになったか。(エピソード1)

8年前からランニングを始めましたが、個人としては大阪城を2周(約5km×2本)を
走る事が出来るようになってから、スピード強化の為、インターバルトレーニング
(2km×4本、1km×6本)を呼吸が乱れるぐらいのスピードでの練習を
週に1~2回を繰り返していました。

取り組み始めた当初は少し辛かった部分はありますが、3ヶ月程度すれば、
慣れていき、ジョギングも取り入れながら、練習を繰り返していました。

4回目のフルマラソンで、泉州マラソンで、2時間55分59秒で走り切ることが出来、
スタミナをつける事が出来ました。

それが終わってから、気分転換で、フットサルも取り入れ始めました。

筆者がマラソンやランニングを取り組み、フットサルをするとどのようになったか。(エピソード2)

4回目のフルマラソンで、2時間55分59秒で走り切ることが出来、スタミナをつける事が出来ました。

結果的に、スピードは1kmを3分40秒ぐらいで走る能力を得ることが出来、
10kmを40分ぐらいで走るスタミナも持っていました。

フットサルでは無酸素運動である7~8割ぐらいのスピードを繰り返し、
疲れたとしても、数分、ジョギングをすれば、体力が回復し、また、
速いスピードでボールに追い付きやすくなりました。
自分自身の番が回ってこない場合で、休憩すれば、マラソンやランニングの
インターバルトレーニングと同様なので、ランニングを行っていない方に比べ、
回復が速く、体力面だけですが、プレーの質が落ちにくくなりました。

よく練習に行くと、「良く走りますねー」や「脚が速いですねー」とか言われます。
年齢も初対面の方に聞かれ、返事をすれば、びっくりされたりします。(笑)
「高校時代、陸上部出身ですか?」と聞かれますが、
「帰宅部です」と返答しています。(笑)

走るのは才能だとも言われますが、「割と理論的な仕組みです」と心の中で
言っていたりしています。(笑)

注意点

フットサルは走るスピードを加速や減速を繰り返すので、短時間での
体の負荷があることを踏まえて、プレイする必要があります。

特に、フットサルを始める前にストレッチ、軽くジョギングや数本、
速いスピードのダッシュを入れる等これから体に運動を始める合図をしてあげましょう。

また、ゲームにより強いシュートが体に当たったり、相手との接触で脚が当たったり等
予期せぬことが起こったりもします。

脚が動かしにくい、歩きにくい症状であれば、患部をアイシングする等プレーは中断し、
応急処置をしましょう。事前に予期せぬことがどのようなことがあるのか自分自身で感じ、
対処方法は踏まえておくと良いでしょう。

まとめ

ランニングやマラソンの練習には全力に近いダッシュやジョギングするプレー要素も
フットサルには入っているので有効的であると言えます。
ただし、接触プレーと予期せぬスピードボール、ゲームにより、
ダッシュやジョギングの繰り返しになるので、体の負荷が多いことを
加味して、取り組む必要がある。

追記があるとすれば、フットサルを終えると、ストレッチをし、特に、
動かした脚は冷たい水や暖かいお湯をつける交代浴(画像)で、疲労抜きをしましょう。

ランニングの練習は地道ですが、まだランニングを始めていない方は
大阪城を2周(5km×2本)を完走出来るようにしてみては如何でしょうか。


※1 Google検索で、「tamarunning」と検索ワードで検索すると、当ランニングクリニックTOPページまで進みます。ランニングフォーム等指導も致します。

※2 練習方法の事例は下記をご参照下さい。↓↓

大阪城2周(クリック)

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